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トガオシ。Vol.432戸賀敬城流、自分の「色」の見つけ方

2026.07.30

最近は各所でパーソナルカラー診断が人気のようで、個性に合わせた色を自由に選ぶ風潮がありますが、なかには流行色、トレンドカラーが気になるという人もいると思います。でも戸賀さんは、ちょっと違った色選びをされているようです。そのことを尋ねると「今年の注目色はグリーン!」と断言。その理由を伺ってきました。


トレンドに左右されない「色」選びとは

アンティーチポ / スムースコットン クルーネック Tシャツ (ダークグリーン) ¥16,500
ジャブスアルキヴィオ / 【giabs_GOLD】テクノウール 側章付き リラックスパンツ ¥50,600
シーキューピー / スウェード スリッポンタイプ スニーカー ¥58,300

ご存知の方もいると思いますが、流行色というものは自然発生するものではありません。2年ほど前に方向性が決められまして、その提案をもとにテキスタイルメーカーが色柄を製作、各ブランドのコレクションへと反映されていきます。パリやミラノのファッションウィークや、各展示会場に並ぶサンプルの打ち出しに偏りが出るのは、そんな背景があるからなんですね。

でも戸賀さんは、ちょっと別の視点からご自身の「色」を決めているようなんです。

「今年、九星気学的にいうと六白金星は安定しなきゃいけない年。だから大地の色、グリーンがラッキーカラーなんだそう。上品だし品格もある色だから、オトナにも似合う色。積極的に着たいと思っていたら、好きなブランドからもいろんなグリーンアイテムがリリースされてるってことがわかってね。ちなみに日本流行色協会でも今年はグリーンを推してる。たまたまカブったけど、グリーンは黒の挿し色にも使いやすい色なので、周りの人にもオススメしてます。」

戸賀さんは、ご自身のブログでも風水や陰陽五行説の天赦日などを大切にされていることを語っています。服の色選びに運勢学を利用するという考え方も、なるほどと思わせるものがあります。実際に経営者や著名人には、気の流れや占術を大切にされている方も少なくありません。クローゼットの中がいつも同じ色ばかりという方にとって、新しい色に挑戦するきっかけになるかもしれませんね。

さらに戸賀さん曰く、ラグジュアリーの世界的な傾向としても、ここ数年、グリーンへの注目度は高まっているのだそうです。

「数年前から高級時計の文字盤にグリーンが多く見られるようになってきたよね。これは地球環境とかエコとかの象徴ともいわれてる。さらにここ最近はスポーツカーでもグリーン系のボディカラーが人気。ポルシェの新型GTSやタイカンにはシェードグリーンメタリック、フェラーリでは296スペチアーレのヴェルデ・ニュルブルクリンクが話題になった。ずっと気になってるF8のヴェルデ・ブリティッシュは、いつか乗りたいクルマの一台。普段はエルメスオレンジやティファニーブルーも好きだけど、今年はグリーンに全振りかな。」

グリーンなら、大人の装いに品格が宿ります

左から
フィリッポ デ ローレンティス / ショートスリーブ コットン Tシャツ (ダークグリーン) ¥18,700
セッテフィーリカシミア / 【BR別注】リネン&コットン ニット (メランジオリーブ) ¥55,000
ロレンツォーニ / コットン ミドルゲージ ニット (モスグリーン) ¥37,400
マリア・サンタンジェロ / 胸ポケット付き コットンジャージー ワンピースカラー シャツ (ダークグリーン) ¥42,900

戸賀さんがおっしゃっていたように、今季のBRにも上質なグリーンアイテムが数多く揃っています。派手さではなく、深みや落ち着きを感じさせる色合いは、「グリーンは難しい」と感じていた方にも取り入れやすいラインナップです。

フィリッポ デ ローレンティスのショートスリーブTシャツは、深みのあるダークグリーンが魅力。カジュアルなTシャツながら品よく見えて、一枚で着てもジャケットのインにも映える万能選手でしょう。セッテフィーリカシミアのBR別注ニットは、リネン&コットンならではの軽やかな着心地に、メランジオリーブの豊かな表情が魅力的です。単色にはない奥行き感は、大人らしい余裕を感じさせる一着です。ロレンツォーニのミドルゲージニットは、モスグリーンならではの落ち着いた表情。ブラック以外にホワイトやベージュなどベーシックカラーとも相性がよく、いつものコーディネートにさりげない変化を加えてくれるはずです。マリア・サンタンジェロのワンピースカラーシャツは、ジャージー素材ならではの快適さと、ダークグリーンの上品さを兼ね備えた一枚。ボタンを開けてリラックス感ある着こなしが似合いそうですね。

「今年はこの色を着よう」と決めるだけでもワードローブ選びはぐっと楽しくなるもの。トレンドを追いかけるだけではなく、自分だけの「ラッキカラー」という視点で選ぶのも、オトナのお洒落の楽しみ方ではないでしょうか。戸賀さんに倣って、ご自身だけの一色を見つけてみてはいかがでしょうか。

CREDIT

Photo : 鈴木泰之 / Styling : 堀内亮志 / Text : 池田保行 (ゼロヨン) / Design : 中野慎一郎 / Produce : 大和一彦

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